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チェット・ベイカー・シングス

a0144181_239114.jpgちょうど世界大恐慌の年、1929年に生まれ、ウェストコースト・ジャズを代表するトランペットの名手となった、チェット・ベイカー。その哀愁を帯びたトランペットの音色もさることながら、男性ジャズ・シンガーとしても独特の中世的歌声で異彩を放った存在でありました。

あまたいるジャズ・ボーカリスト達に比較して、彼が群を抜いて歌が上手かと、そう問われれば、もっと上手なボーカリストは正直数多いとは思う。しかし彼の歌声には他のシンガーにはない異質で独特な味わいがあるように思う。

a0144181_23563790.jpgかのジョアン・ジルベルトも彼の歌唱スタイルから多大なる影響を受けて、後のボサノバ音楽のスタイルを確立したことはよく知られている話である。ちなみに、チェットベイカーは1988年5月にオランダのアムステルダムのホテルから謎の転落死を遂げた。享年58才。

この「チェット・ベイカー・シングス」は、彼の小粋でどことなく憂いを含んだ歌声の魅力を存分に堪能できるジャズ・ボーカルの名盤の一枚である。今でもこの僕が愛聴している、そんなお気に入りのアルバムのひとつです。
by tokoro-11 | 2010-02-06 23:47 | 音楽 | Comments(0)

日暮庵へようこそ。日々思うことや感じたことなど気の赴くまま綴っています。既発表の詩や短歌もほんの一部だけ載せてます。


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